症例報告「自律神経失調症(耳鳴り) 症例1」‐東京・江戸川区・平井‐
【自律神経失調症 症状23】
【患者像】
Gさん 30代 女性
【来院】
2016.6
【症状】
主訴:耳鳴り、不眠
Gさんは、学生として過ごしていく中で将来に不安を感じてしまい、体調を崩した。症状は耳鳴り、不眠が主症状。体の冷えが強く、お腹も硬い。腸の動きもあまり良くないために便秘気味になる。気持ちが前向きになることが少ないこともあり、心身両面のバランスを失っている状態。
【治療経過と内容】
治療方針:
首の硬さを取ることで交感神経の緊張状態を解消する
Gさんは交感神経の緊張状態を解消することで、血管拡張作用を引き起こし耳鳴りや不眠などの原因となる毛細血管の血流改善をした。その結果2カ月ほどで症状は全て消失し、学校に復帰することが出来た。
【同時に治療した症状】
ネガティブ思考
【使用した主なツボ】
壇中
【考察】
Gさんは、不安が強く耳鳴りや不眠の状態がこのずっと続いてしまうのではないかと考え始めると症状が悪化していました。自律神経の緊張状態は不安や恐れから始まることが多く、単なる神経的な働きではないと考えております。
まずよく話をきき、体の体表観察からわかる情報を集めて鑑別をし、正しい治療を行うことで早期解消が実現できます。
以上