症例報告「自律神経失調症(偏頭痛混合型)症例3」‐東京・江戸川区・平井‐
【自律神経失調症 症状21】
【患者像】
Fさん 30代 女性
【来院】
2016.7
【症状】
主訴:肩こり、首の痛み、頭痛
5~6年前から肩こりと首の痛みが酷く、デスクワークによる影響が強く出ている。酷いと頭痛が悪化する。締め付けるような痛みとズキズキするような痛みの両方がある。職場の人間関係などでも悩みがあり、自分の思っている事をなかなか素直に表現することが出来ずに、体調に悪影響を出している。
【治療経過と内容】
治療方針:
体の状態を自身で把握することと、首の回りの頸動脈洞付近の緊張緩和
Fさんは、悩んでいることが重なった状態で勤務時間が長くなったり、負荷がかかったりすることで症状が悪化している。体に余裕を作る為に、ストレスに対する対処法と、血圧をコントロールしている首の頸動脈洞付近の緊張を緩和させたことで、慢性的な自律神経の緊張からくる体の症状から解放された。今は、常時肩こりや首の痛みを感じることはなく、頭痛も減った。
【同時に治療した症状】
蕁麻疹
【使用した主なツボ】
頸動脈洞
【考察】
Fさんは体の治療に関してとても素直な方で、治療の経過とセルフケアのバランスがとても良く、改善が早かった。体の状態を正しく把握し、ストレスマネジメントを行うことで、仕事からくるストレスがあったとしても体調を管理することは可能。
特に、頸動脈洞に対するアプローチは効果的だった。