めまいに悩んでいる方へ・・・

ご覧いただきありがとうございます。院長の梅田俊です。
本日は表題にもあります「めまい」の症例に対して情報提供をさせて頂きます。
お役に立てれば幸いです。


さて、「めまい」というとどのような状態を思い浮かべますでしょうか?

もちろん…
・ふらふらする
・ふわふわする
・ぐるぐるする
・意識が遠くなるような感じがする
・血の気が引く感じがする

など、挙げれば沢山種類がありますね。

あなたのめまい症状は、どれに当てはまりますか?
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■めまいの種類■

めまいには種類があります。まずはそれを知っておきましょう。
1.回転性めまい
2.動揺性めまい

この二種類をまず区別しましょう。
それぞれ代表的な症状が異なります。

まず1.回転性めまいの場合は、

「良性発作性頭位めまい症」
「メニエール病」
「前庭神経障害」

などが考えられます。

代表例は、「良性発作性頭位めまい症」と「メニエール病」です。

どちらも完治する病ですが、繰り返し起こる可能性も高い病態でもあります。
その特徴として、体の免疫異常が挙げられます。

本来は自分の体を守る免疫ですが、自分の体の機能を正常化できずに自分を攻撃してしまいます。

良性発作性頭位めまい症に関しては、平衡感覚を感知するのに大切な「耳石(じせき)」という石が、
落っこちてしまうことで起こる病です。この症状を繰り返してしまう方の特徴として、慢性的に
抗生物質を摂取していることがありますので注意が必要です。

次に2.動揺性めまいの場合は、

「視力障害」
「脳腫瘍や脳血管障害」
「高血圧」
「うつ病などの心因性の障害」

などが考えられます。

代表例は、「高血圧」と「うつ病などの心因性の障害」です。
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■改善方法■
めまいの病態はとても複雑で、薬を飲むことで解消することがあまりありません。
だからこそ、自分で体を整えることが大切なキーワードとなります。
下記のポイントに注意をしていきましょう。

1.自律神経の緊張と緩和のリズムを知る。
自分がどんな時に緊張をしていて、どんな時にリラックスしているのか、
それを知りましょう。めまいは交感神経という緊張する神経が関与しているので、
自分が緊張をするポイントを知り、その対策を立てていきましょう。

2.呼吸法を整える
めまいは、前庭神経などの脳神経が関与しています。神経の異常反応の原因は、
酸素不足によるものが多いと分かってきています。なので、呼吸法を整えて、
自分の身体を常にケアしていく事がとても大切なって来ます。

やり方は、腹式呼吸です。
・背筋を伸ばして、目線は10°程情報へ。
・鼻から5秒吸って、口から5秒吐きます。
・これを10回ほど繰り返しましょう。
身体が温まってきたり、呼吸を深く吸えるようになっていれば大丈夫です。

3.首の筋肉を緩める
首の筋肉は、手足の親指と関係があります。
親指の関節をぐるぐる回して緩めることで、首の緊張が解消されます。
首の筋肉の近くには、内頚動脈という脳の中を栄養する血管がありますので、
この動脈の近くの筋肉の緊張をほぐしてあげます。
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上記3つのケアをすることで、めまいの対処をすることが出来るようになります。
症状を緩和する体の状態に近づけることが目的です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
平井鍼灸院 院長 梅田俊