鍼治療の効果とは?自律神経を整え、不調を改善するメカニズム
こんにちは!平井鍼灸院の鈴木開登です。
前回は「新年度のストレス対策!自律神経を整えるリラックス法」についてお伝えしましたのでよろしければこちらも読んでくださいね。
https://hirai-harikyu.com/case/
今回は「鍼治療の効果とは?自律神経を整え、不調を改善するメカニズム」についてお伝えします。
自律神経は、私たちの身体の恒常性(ホメオスタシス)を維持するために欠かせない重要なシステムです。しかし、ストレスや生活習慣の乱れによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、不眠症、頭痛、消化不良、慢性疲労などのさまざまな不調が現れます。
鍼灸治療は、この自律神経の乱れを整え、心身の安定を取り戻すためにとても効果的です。鍼灸による自律神経調整のメカニズムと、具体的な効果について詳しく解説します!
鍼灸が自律神経に与える影響
1. 交感神経と副交感神経のバランス調整
ストレスが長期化すると交感神経が過剰に働き、心拍数の上昇や筋緊張の亢進が引き起こされます。鍼灸治療では、迷走神経を刺激することで副交感神経の働きを高め、交感神経の過活動を抑制する効果があります。
主な効果:
不眠症の改善: 鍼の刺激がメラトニンの分泌を促し、睡眠の質を向上させます。
心身のリラックス: 副交感神経が優位になることで、全身の筋肉が弛緩し、ストレス耐性が向上します。
2. 血流の改善による自律神経の安定
鍼の刺激は血管を拡張させる化学物質(CGRPやサブスタンスP)の放出を促し、血流を改善します。特に、冷え性や低血圧の患者さんにとって、この血流促進効果は非常に重要です。
主な効果:
脳の血流増加: 自律神経の中枢である視床下部の働きを活性化し、全身の機能調整がスムーズに行われます。
末梢血流の改善: 手足の冷えやむくみの解消にも効果的です。
3. ホルモン分泌の調整
自律神経とホルモンは密接に関係しています。ストレスによる交感神経の過剰興奮は、副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の過剰分泌を引き起こし、疲労感や免疫力の低下を招きます。
鍼灸治療は、副腎の負担を軽減し、ホルモンバランスを整える作用があります。
主な効果:
ストレスホルモン(コルチゾール)の抑制: 慢性疲労や精神的な不安感を軽減。
セロトニンの増加: 精神の安定や幸福感をもたらし、うつ症状の緩和にも貢献。
鍼灸による自律神経調整の実際の施術
当院では、自律神経の乱れに対して以下のような施術を行います。
① 迷走神経刺激を目的とした鍼
迷走神経を刺激するポイントが多く存在します。このツボに微細な刺激を加えることで、副交感神経の働きを促進し、リラックス効果を高めます。
② 腹部や背部の経穴(ツボ)を用いた調整
腹部: 「神闕(しんけつ)」や「関元(かんげん)」などのツボを刺激し、内臓の機能を整える。
背部: 「腎兪(じんゆ)」「膈兪(かくゆ)」などの経穴を使用し、自律神経のバランスを調整。
③ 経絡に沿った刺鍼と灸治療
東洋医学の視点から、五臓六腑の働きを調整する経絡治療を実施。灸治療も併用し、身体の深部から温めることで自律神経を整えます。
当院では、一人ひとりの症状に合わせた自律神経専門の施術を行っています。慢性的な不調やストレスにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
平井鍼灸院 鈴木開登
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
info_outline平井鍼灸院
- 住所
- 〒132-0035
東京都江戸川区平井4丁目11−3 サンライズエンドウII 4階 - 電話番号
03-3683-7670
- 営業時間
- 火水金 10:00~20:00
土日 9:00~17:00 - 休業日
- 月曜・木曜・祝日
- アクセス
- JR総武本線平井駅から徒歩1分