足関節の痛みが続いている…原因は複雑!?
こんにちは。平井鍼灸院の鈴木です。
「足首が痛くて歩くのがつらい」「立ち仕事や運動後に足関節が腫れて動きにくい」といった症状でお困りではありませんか?
足関節痛はケガや炎症だけでなく、筋肉・靭帯・血流・自律神経の乱れとも深く関わっています。慢性化すると日常生活の質を大きく下げてしまうため、原因を正しく理解し、適切な対策を行うことが大切です。
足関節痛とは?
足関節痛とは、足首周囲に痛みや腫れ、動かしにくさを感じる状態を指します。スポーツ外傷や加齢による関節の変性だけでなく、筋肉や靭帯の過緊張、循環障害、さらには自律神経の不調によっても起こることがあります。
足関節痛の症状とは?
足関節痛には次のような症状が見られます。
歩行時や立ち上がりで足首に痛みが出る
足首が腫れて熱をもつことがある
朝の動き始めに関節が硬く感じる
長時間の歩行や運動で悪化しやすい
慢性的になると足首周囲の筋肉がこわばり、動きが制限される
西洋医学から見た足関節痛の原因
西洋医学では、足関節痛は主に以下の要因で説明されます。
外傷(捻挫や靭帯損傷):急な動作や外力により靭帯や関節包を痛める。
変形性関節症:加齢や負担の蓄積で関節軟骨がすり減り、炎症や変形を起こす。
腱鞘炎・腱障害:使い過ぎによる炎症で痛みや腫れが生じる。
血流障害:循環不良により回復が遅れ、慢性痛の原因となる。
自律神経と足関節痛の関係
足関節痛は単なるケガではなく、自律神経の働きとも密接に関係します。
交感神経の過緊張
ストレスや疲労で交感神経が優位になると血管が収縮し、足首周囲の血流が悪化。筋肉や靭帯の修復が遅れ、痛みが慢性化します。副交感神経の低下
本来は回復や修復を担う副交感神経が働かないと、炎症の改善が遅くなり腫れやこわばりが続きます。痛み感受性の亢進
自律神経の乱れは中枢神経の痛み処理にも影響し、軽度の炎症でも強い痛みを感じやすくなります。
東洋医学から見た足関節痛
東洋医学では、足関節痛は「気・血・水(津液)の巡りの乱れ」や「臓腑の働きの低下」によって起こると考えます。
痰湿阻滞(たんしつそたい):水分代謝の不調で余分な湿気が溜まり、足首の重だるさや腫れを引き起こす。
肝腎不足(かんじんふそく):加齢や疲労で肝腎の働きが弱まり、筋肉・骨・関節が栄養不足となり痛みや変形につながる。
気血瘀滞(きけつおたい):血流の滞りで痛みやしびれを伴う。
まとめ
足関節痛は外傷や炎症だけでなく、**自律神経の乱れや東洋医学的な「気血水の滞り」**も大きく関わっています。
鍼灸治療では、筋肉や靭帯を緩めるだけでなく、自律神経を整え、血流や水分代謝を改善することで根本からの回復を目指します。
「足首の痛みがなかなか良くならない」「慢性的に繰り返してしまう」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
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