江戸川区にある整体より効果があると評判の鍼灸院

こんにちは、江戸川区平井鍼灸院の今木です。

前回は、最近、やる気が出ない…40代女性に多い“5月病”の症状と対処法　についてお伝えしました。
今回は、４０代女性に多い「慢性頭痛」を和らげる生活習慣５選をお伝えします。

40代になると、ホルモンバランスの変化や生活環境のストレスにより、慢性的な頭痛に悩む女性が増えてきます。市販薬や処方薬で一時的に症状を抑えることはできても、根本的な改善にはつながりません。今回は、薬に頼らず慢性頭痛をやわらげるための「生活習慣5選」をご紹介します。特に東洋医学や鍼灸治療など、自然なアプローチを取り入れた方法に注目してみましょう。

こんな症状に心当たりありませんか？

• 朝起きたときからズキズキする頭痛

• デスクワーク中にじわじわ広がる締め付け感

• 夕方になると重だるくなる頭

• 天気の変化や生理前後に悪化する

• 薬を飲み続けているが改善しない

これらの症状は「慢性頭痛」と呼ばれるものに該当します。
緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛など種類はさまざまですが、共通するのは「自律神経の乱れ」「血流不良」「ホルモンバランスの崩れ」などが背景にあることです。

生活習慣①：朝のルーティンを整える

朝の時間帯に交感神経が優位になると、自律神経のバランスが整いやすくなります。以下のようなルーティンを意識しましょう。

• 朝起きたらカーテンを開け、朝日を浴びる

• 白湯をゆっくり飲むことで内臓を温める

• 5分間のストレッチで血流を促す

これにより、血管の収縮・拡張が正常になり、頭痛予防に効果的です。

生活習慣②：食事の質を見直す

頭痛は「血の巡り」が悪いことが大きな原因です。東洋医学では、「血虚（けっきょ）」「瘀血（おけつ）」という血の不足や滞りが頭痛を引き起こすとされています。次のような食材を積極的に摂りましょう。

• 鉄分豊富なレバーや赤身肉（血を補う）

• サバやイワシなどの青魚（血流改善）

• ゴマやナッツ類（肝の機能をサポート）

• 小松菜やひじき（ミネラル補給）

また、カフェインや糖質の摂り過ぎは頭痛を悪化させる可能性があるため注意が必要です。

生活習慣③：鍼灸治療を取り入れる

慢性頭痛に対する鍼灸治療は、現代医学と東洋医学の双方の視点からアプローチできる優れた方法です。

鍼灸が頭痛に効果的な理由

• 筋緊張を緩めて血流を改善

• 自律神経のバランスを整える

• 気の巡り（気血）を活性化する

東洋医学では「肝（かん）」が情緒や自律神経の調整を司るとされており、「肝の気が滞る」と頭痛が生じると考えられています。鍼灸では、百会（ひゃくえ）や風池（ふうち）などのツボにアプローチすることで、頭部の緊張を和らげ、慢性的な頭痛を緩和してくれます。

生活習慣④：スマホやPCの使用を減らす

長時間のスマホやパソコン作業は、目の疲れと同時に首や肩の筋肉を緊張させ、頭痛の原因になります。特に、40代女性は加齢による筋力低下やホルモンバランスの変化により、眼精疲労の影響が出やすくなっています。

対策として：

• 1時間に1回は画面から目を離す

• 画面の明るさを抑える

• ブルーライトカットの眼鏡を活用する

こうしたケアを習慣化するだけでも、頭痛の頻度が減っていきます。

生活習慣⑤：感情をため込まない

ストレスや抑うつ状態が続くと、自律神経の乱れを招き、頭痛が慢性化するリスクが高まります。特に40代は、仕事や家庭での役割が多く、感情を押し殺しがちです。

ストレス解消の工夫：

• 呼吸法（腹式呼吸や4-7-8呼吸法）

• アロマテラピー（ラベンダーやベルガモット）

• 日記をつけて感情をアウトプットする

• 東洋医学的には「肝の疏泄（そせつ）作用」が重要。疏泄とは気をスムーズに巡らせる働きで、イライラや緊張を抑える役割があります。

感情には良いも悪いもありません。ただ今そう感じるという事なのです。溜めこまないとは、発散するだけでなく、自分が今感じている感情をありのままに受け入れる事も大切です。
「私は今悲しいのだな」「私は今寂しいのだな」「私は今嬉しいのだな」とその時の感情を受け入れてあげる事で、解消されるようになります。

慢性頭痛は、「薬では解決しきれない体からのサイン」です。生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。
鍼灸治療は、体の内側から根本的に改善していくことが可能です。今日からできることから始めて、健やかな毎日を取り戻しましょう。

お悩みの方はお気軽にご相談くださいね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

江戸川区平井鍼灸院　今木薫

【監修】
平井鍼灸院　院長　梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年～ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得