病院で異常なし…それ、ストレスによる“自律神経型耳鳴り”かもしれません
こんにちは!平井鍼灸院の鈴木開登です。
前回は「40代から増える“原因不明の頭痛”…それ、自律神経の乱れかもしれません」についてお話しました。
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今回は、耳鳴りと自律神経の関係についてご紹介します。
こんなお悩み、ありませんか?
- 耳の奥で「キーン」「ジー」といった音がずっと鳴っている
- 病院で検査を受けたけれど「異常なし」と言われた
- 疲れてくると耳鳴りが強くなる気がする
- 仕事・家事・育児の両立で毎日ぐったり
- 「このまま続いたらどうしよう」と不安になる
これらに心当たりがある方、もしかしたら「自律神経の乱れによる耳鳴り」かもしれません。
ストレスで乱れる“耳と神経”のつながり
耳鳴りと聞くと、多くの方が「耳の病気」「加齢による聴力の低下」と思いがちですが、実は最近、増えているのが“ストレス由来の耳鳴り”です。
人間の身体は、精神的・身体的ストレスを感じると交感神経(緊張・興奮)が優位になり、心身が常に戦闘モードになります。この状態が長引くと、耳の神経や脳が過敏に反応するようになり、通常は無視しているような小さな音やノイズまでも「音」として感じてしまうのです。
また、ストレスによって内耳(耳の奥)への血流が低下することも大きな要因のひとつです。内耳はとても繊細な器官で、酸素や栄養が不足すると機能が一時的に低下し、神経の誤作動や耳鳴りを引き起こす可能性があります。
例えば、めまいや難聴を伴うメニエール病や突発性難聴も、ストレスや血流障害が一因とされており、耳鳴りの背景にも「内耳の栄養不足・循環不良」が関わっているケースが少なくありません。
このように、耳の構造や聴力に異常がなくても、脳と内耳のバランスが崩れることによって耳鳴りが発生するのです。
ストレスによって睡眠の質が低下したり、神経が常に興奮状態にあると、耳鳴りが慢性化・悪化しやすくなります。
つまり、耳鳴りの正体は「音」そのものというよりも、ストレスによって乱れた神経・血流・内耳の機能が引き起こす複合的な反応と言えるのです。
自律神経型の耳鳴りに多い特徴
- 音の種類が日によって違う
- 疲労・ストレス・寝不足の後に強く感じる
- 「耳」よりも「脳の中」で鳴っているように感じる
- 検査では異常が見つからない
- 薬を飲んでも改善しにくい
これらはすべて、神経の興奮状態=自律神経の乱れが関係しています。
鍼灸で自律神経を整える
当院では、耳鳴りを身体と心のバランスの崩れととらえて施術しています。
- 神経系を落ち着かせる鍼施術:「百会」「神門」など、脳の興奮を鎮めるツボにアプローチ
- 自律神経に関係する経絡の調整:内臓の働きや睡眠の改善にもつながります
- 整体やオイル、呼吸法との組み合わせ:深くリラックスすることで、耳鳴りの改善をサポートします
まとめ:耳鳴りは心と体のSOS
耳鳴りは、「あなたの頑張りすぎ」からくるサインかもしれません。
静かな時間を取り戻すために、自分を整える時間をつくってみませんか?
あなたの体と心がホッとできる場所として、ぜひ一度ご相談ください。
本日も最後もまでお読み頂きありがとうございます。
平井鍼灸院 鈴木開登
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