気象病とは？天気痛・頭痛・めまいの原因は自律神経にあった
こんにちは！
平井鍼灸院の鈴木開登です！
「雨が降る前に頭が痛くなる」「台風が近づくとめまいがする」——
こんなふうに天気の変化と体調不良がセットで訪れる方は、“気象病”の可能性があります。
今回は、「気象病」とは何か、そしてその背景にある自律神経の働きについて、わかりやすく解説します。
気象病・天気痛とは？
気象病とは、気圧・気温・湿度などの気象変化によって体調が崩れる症状の総称です。
特に多くの方が感じる症状には以下があります：
頭痛（片頭痛・緊張型頭痛）
めまい・ふらつき
耳のつまり感・耳鳴り
関節痛・古傷の痛み
倦怠感・眠気・吐き気
なかでも、「頭痛」と「めまい」の組み合わせは非常に多く見られます。
気圧の変化と自律神経の関係
気象病の原因のひとつとされるのが、「気圧の変化による自律神経の乱れ」です。
私たちの身体は、気圧の変化に応じて内耳（耳の奥）にあるセンサーが働き、脳と自律神経が調整機能を発動させます。
しかし、ストレスや疲労などで自律神経の働きが乱れていると、こうした調整がうまくいかず、以下のような反応が出やすくなります。
✅ 血管が過度に収縮・拡張 → 頭痛やめまい
✅ 三半規管の過敏化 → 平衡感覚の乱れ
✅ 内耳の圧力異常 → 耳鳴り・耳の閉塞感
気象病の症状が出やすい人の特徴
以下のような方は、気象病の影響を受けやすい傾向があります。
ストレスを感じやすい
睡眠の質が悪い
冷え性・低血圧気味
自律神経失調症の診断を受けたことがある
デスクワークなどで運動不足
気圧・天気の変化に敏感
自律神経の乱れには“整える”ケアを
当院では、気象病に対して「自律神経のバランスを整える」ことを中心にアプローチしています。
◉ 鍼灸で神経と血流の調整
「百会」「内関」などのツボを使用して、内耳や自律神経に関係する神経伝達を整えていきます。
◉ お灸と整体で“副交感神経”を活性化
背中や腹部のお灸で内臓の働きを高め、自律神経のバランスを整えていきます。
気象病は「体質」ではなく「状態」
「気象病は体質だから仕方ない」と諦めていませんか？
実際には、自律神経のバランスを整えることで、つらい頭痛やめまいが改善するケースが多くあります。
慢性的に続く不調がある方は、「今の状態」を変えるチャンスかもしれません。
まとめ ― 天気に負けない心と体へ
気象病は、自律神経の働きと密接に関係している“状態のサイン”です。
「薬を飲んでも改善しない」
「季節の変わり目が憂うつ」
「毎年この時期は調子が悪い」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちはあなたの心と体が軽くなるよう、全力でサポートします。
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平井鍼灸院｜自律神経専門 鍼灸・整体
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年～ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
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