笑えない・楽しめない…“夏の自律神経の乱れ”に注意を
こんにちは!平井鍼灸院の鈴木開登です。
毎日蒸し暑いですね。冷房と外気温の差で体調を崩す方が増えてきましたが、みなさんお変わりありませんか?
前回の記事では「なぜか気分が上がらない…“夏の隠れ疲れ”とは?」をお伝えしました。
👉 前回の記事はこちら
今回は、「夏なのに気分が落ち込む・楽しめない」という声にお応えして、夏の自律神経の乱れについて詳しく解説します。
「夏バテ」と一括りにされがちなこの時期の不調ですが、実は単なる疲労ではなく、“自律神経のバランスの乱れ”が深く関わっています。
こんな不調ありませんか?
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朝、起きるのがつらい
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頭がぼーっとして仕事に集中できない
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食欲がわかない、胃がムカムカする
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気持ちが沈んで、笑えない・やる気が出ない
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冷房の中にいると手足が冷えてつらい
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暑いのに汗が出にくい or 汗が止まらない
これらの症状は、気温差・湿度・冷房・紫外線・睡眠不足などの影響で、自律神経のバランスが崩れているサインかもしれません。
自律神経と“夏の気分の落ち込み”の関係とは?
自律神経には、日中に優位になる「交感神経」と、夜やリラックス時に優位になる「副交感神経」があります。
通常はこの2つがバランスよく切り替わるのですが、
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冷房と屋外の温度差(5℃以上が続くと要注意)
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熱帯夜による睡眠の質の低下
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水分不足や食欲低下による栄養の偏り
などが続くことで、自律神経の切り替えがうまくいかず、疲れが取れにくくなったり、気分が落ち込んだりします。
東洋医学では「心」と「脾(胃腸)」がポイント
東洋医学では、夏は「心(しん)」という臓器が最も活発になる季節。
「心」は血液循環や精神の安定に深く関わっており、ここが弱ると「イライラ」「不安感」「寝つきの悪さ」などが出やすくなります。
また、湿気や冷たい飲食により「脾(=胃腸)」の働きが落ちると、気力も低下し、やる気が出ない状態に。
つまり、「夏バテ=自律神経の乱れ+胃腸の疲れ+心の疲れ」がセットで起きていると考えられるのです。
まとめ:夏こそ「自律神経ケア」を意識して!
「暑いのに元気が出ない」「なんとなく毎日がしんどい…」という方は、自律神経が乱れている可能性大。
我慢せず、一度ご相談ください。
ちょっとした鍼刺激で、体も心もふっと軽くなることがありますよ☺️
自然治癒力を高めながら、この夏を快適に乗り切りましょう!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
平井鍼灸院 鈴木開登
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得
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