過敏性腸症候群

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平井鍼灸院では、過敏性腸症候群の症例を取り扱っています。
今回は、過敏性腸症候群に関する基礎知識と、施術に関係する情報提供をさせて頂きます。

過敏性腸症候群で悩んでいませんか?

□常にお腹が張っている
□ガス漏れが気になる
□便意を催しトイレの回数が多くなる
□便が出ずお腹が張ってくる
□電車などに乗ると緊張する

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群はここ数年で増えてきた症状です。西洋医学的検査では原因不明となることがあります。ガス型(ガス漏れ)、下痢型、便秘型、混合型などがあります。心療内科、メンタルクリニックなどを回られて鍼灸にたどり着く人が多いようです。大学病院などでも見てくれるところがありますが、最近では漢方薬なども処方されることがあり、体の回復力を向上させることで過敏性腸症候群を調整しています。

過敏性腸症候群の症状とは?

過敏性腸症候群の症状別特徴を記載しておきます。すべて当てはまるわけではないですが、ある程度ここに書いてある型に該当してきます。

 

1.過敏性腸症候群ガス型(ガス漏れ)

・自分が意識していなくても、お尻が熱くなる。

・周りの人を見て、ガスが出ているのではないかと心配になる。

・お腹が張ってきて、トイレに行きたくなる。

・電車に乗ると緊張してしまう。

 

2.過敏性腸症候群下痢型

・すぐに便意を催してしまい、トイレに行きたくなる。

・緊張した場面になると、お腹がギュルギュルなり始める。

・静かなところにいると、症状が悪化する。

・電車など、閉鎖した空間にいると極度に緊張してしまう。

 

3.過敏性腸症候群便秘型

・便が出づらく、下腹部が張ってくる。

・ストレスが続くと便が出なくなる。

・便が出てもコロコロとした便が出る。

 

4.過敏性腸症候群混合型

・ガス型、下痢型、便秘型の中から複数症状が混合している

・日によって出る症状が変わる

 

過敏性腸症候群の原因とは?

過敏性腸症候群の原因となるのは、ストレスと環境要因です。

1.ストレス

ストレスには4つの種類があります

1⃣「精神的ストレス(心のストレス)」

2⃣「構造的ストレス(体の歪み)」

3⃣「化学的ストレス(栄養不足、栄養偏り)」

4⃣「温度湿度ストレス(家や外、職場など)」

過敏性腸症候群は、ストレスが体力を上回ることによって発症すると考えられています。
病院やメンタルクリニック、心療内科などに通院している方も薬をやめたいというストレスを抱えていたりします。ほかにも、カイロプラクティックや整体院、整骨院で施術してもらって困っている方もいらっしゃいます。もし、ストレスによる体の不調が過敏性腸症候群になってしまった方は
一度平井鍼灸院にご相談ください。

 

2.環境要因

環境要因には以下のものが挙げられます。

1. 家族環境要因(家庭内環境の変化など)

2. 職場環境要因(職場内環境の変化など)

3. 職責環境要因(職責による環境変化による心理的変化など)

過敏性腸症候群が起こりやすい環境要因は、上記の3つです。
特に人間関係に起因するものが多いのが特徴です。夫婦関係、親子関係、友人関係、交際相手との関係、職場の上司部下同僚との関係などです。環境要因によってストレスが増してしまったことによって、ストレスが体力を上回ってしまうと起こりやすくなるのです。

 

過敏性腸症候群の一般的な対処法とは?

過敏性腸症候群は、腸の機能障害による症状を伴う慢性的な疾患です。IBSの全般症状は、「腹痛、腹部不快感、腸内運動異常、便秘、下痢など」が挙げられます。以下は、過敏性腸症候群の一般的な対処法です。

1.食事の改善
過敏性腸症候群の症状は、食事によって引き起こされることがあります。食事の改善によって、過敏性腸症候群の症状を軽減することができます。特定の食品を避ける、小分けで食べる、食物繊維を減らすなどの方法があります。

2.ストレスの軽減
ストレスは過敏性腸症候群の症状を悪化させることがあります。ストレスを軽減するための方法として、環境を変える、マインドフルネス、瞑想などがあります。

3.運動
運動は過敏性腸症候群の症状を軽減することができます。運動は腸内運動を刺激し、便通を改善することができます。30分程度の軽いウォーキングやプランクなどの体感トレーニング、スクワットなどの下半身トレーニングが良いです。

4.薬物療法
過敏性腸症候群の症状を軽減するために、医師が処方する薬を使用することがあります。抗うつ薬、抗けいれん薬、下剤、酵素製剤などがあります。

これらは過敏性腸症候群の一般的な対処法です。ただし、過敏性腸症候群は個人差が大きく、それぞれの症状や原因に合わせた治療法が必要です。医師に相談し、専門的なアドバイスを受けることが大切です。

これらの方法を試すことが出来れば、症状が一時的に回復することがあります。鍼灸と併用することで体の状態は更に回復に向かうので変化を実感できるでしょう。
  

薬では過敏性腸症候群が緩和されない理由とは?

過敏性腸症候群は、薬で症状の抑制はすることを目的とした処方がされることがあります。これは対処療法(たいしょりょうほう)というやり方で、症状の根本的な原因に対してはアプローチが出来ていない状態です。体の体質による症状が過敏性腸症候群であることから、お薬で過敏性腸症候群をよくすること自体がとても難しいのが現状です。

病院やメンタルクリニック、心療内科などで対処できる方法をすべて試してみてもよくならない場合は、東洋医学を選択肢に考えてみてください。何故なら、鍼灸や整体などの東洋医学は体質を変えるサポートをすることを得意としているからです。

 

平井鍼灸院の過敏性腸症候群の対応とは?

過敏性腸症候群の方の身体で、機能が弱っている臓器や経絡に対して、はりやきゅう施術を行うことが主な施術です。加えて頭蓋骨整体という中枢神経系の異常状態を回復させるための整体も行っています。

過敏性腸症候群便秘型の場合、心臓の経絡が興奮してしまっていることが多いため、神門(抑制系のツボ)という手首のツボを用いて、腸の蠕動運動を高めるように施術を行います。ほかに、お腹周りでは興奮状態にあることで便秘を引き起こす気海、天枢を選びます。直腸の反応点を求めてお腹の腹結というツボを選びます。
腰回りとお尻まわりの腰仙部の大腸兪や小腸兪や次髎などに弱い刺激で雀啄茂樹をすると腸が動き始めます。また、腹部全般に反応点として鍼施術を行いますと、腸の痙攣が取れて便が出やすくなります。各内臓疾患により大腸の特定の部位が痙攣することが知られています。自律神経を調整して便通がつきだすと根本的に回復することがあるのです。

 

過敏性腸症候群下痢型の場合、腹部全般の反応点として梁丘を取ることで回復させます。西洋医学では様々なお薬が出ることが多いです。漢方などの東洋医学では体重やその時の状態により、体の中に有害なものがあるとわかれば下剤を処方することがあります。患者さんの排泄する力を促進させて腸の機能を回復させるという施術法です。また、便の色によってもはりをする臓器が異なります。青ければ肝、赤ければ心、黄色ければ脾とすい臓、白ければ肺、黒ければ腎経を調整すると考えています。下痢は脱水症状を起こす場合がありますので、水分の摂取方法なども重要になります。

過敏性腸症候群ガス型と混合型の場合は、上記2つの型の施術反応点に対して施術をしてともに回復することが多いです。つまり、下痢なのか便秘なのかを見極めることで症状にあった施術を行うことが出来ます。

 

↑腹結、天枢、大巨、関元という便秘使うツボ

↑神門、気海という便秘に使うツボ

 

↑梁丘という下痢に使うツボ

過敏性腸症候群がよくなる理由

過敏性腸症候群の原因の自律神経調整法を私たちが知っているということと、患者さんの生活習慣の改善に対するサポートをLINEで行っていることが挙げられます。専門的な知識と技術を有している私たちがサポートしますので、ご安心ください。以下に自律神経を調整する方法を載せておきますね。

自律神経を調整する方法①
「適切な睡眠時間を確保する」

適切な睡眠時間とは、連続して6.5~7.5時間(平均7時間)と言われています。この情報は、2002年カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、保険会社とアメリカがん協会の協力のもと、110万人を対象にして行なった疫学調査の結果を元にお伝えしております。(死亡率が高まる睡眠時間の研究について)自律神経の働きは、生命維持機能のほとんどの機能を司っています。睡眠は自律神経の働きを調整する為に必要な要素です。

※引用※

https://toyokeizai.net/articles/-/265976?page=4

自律神経を調整する方法②
「食事を見直す」

普段摂取している栄養素を見直すことで、自律神経を調整することが出来るようになります。なぜなら、自律神経の乱れは、食事が原因で誘発されることが多いからです。
自律神経を調整する為に必要な栄養素は、以下の通りです。

9大栄養素

炭水化物、たんぱく質、ミネラル、ビタミン、脂質、フィトケミカル、酵素、水、酵素

それぞれがバランスよく体の中に存在することで、自律神経の調整を自ら行うことが出来ます。実際に、自分が何を食べているのかを毎日書き出してみて、アプリを使ってその食べている物の栄養素などを調べてみるとよく分かります。ちなみにフィトケミカルとは、活性酸素による悪影響を抑えてくれる抗酸化作用を持ち、免疫力UPが期待されます。酵素は、体の新陳代謝を活性化させて、血液中の老廃物を排泄してくれる働きを高めてくれる効能があります。

自律神経を調整する方法③
「頭の骨と首の骨の調整を行う!」

頭の骨の中には、脳があります。脳神経の働きに異常が出ると体に不調が出てきやすくなります。頭と首の調整は、当院の「頭蓋骨の整体」で行うことが可能です。鍼施術と同時に行うことで、神経の働きと歪みの調整を行うことが出来ます。

自分でもケアをすることが可能なので、Youtube動画もご覧くださいね。
※クリックすると動画が流れます。

頭蓋骨の治し方

 

平井鍼灸院で自律神経が調整できる5つの理由

1回目から身体の変化を体感できる理由①
過去24,000件の施術実績から導き出された
施術方法があるから

1回目から体の変化を体感できるのは、あなたに合った施術の方法を見つけることが出来るからです。過去24,000の施術実績から導き出された答えによって、あなたの身体の不調が何故起こっているのかを分析し、施術計画を組み立てていきます。

症例① 過敏性腸症候群
実際の臨床症例ページはコチラ

症例報告は、生きた施術の証です。臨床症例報告を積み重ねることで、あらゆる症例に対応できるようになります。平井鍼灸院は常に臨床症例報告をすることを義務付けており、施術に入る全てのスタッフが毎月症例報告を提出し、施術実績を蓄積しております。臨床を数多く行っている鍼灸院はたくさんありますが、臨床症例報告を行っている院はほとんどありません。何故なら時間がかかるからです。

私たちは、毎日の症例から病の原因や施術法、ツボの効能などを分析してより良い施術を常に追求しております。だからこそ、1回目から体の変化を出すことが出来る様になっているのです。それによって、症状が回復した多くの「患者さんの声」も頂いております。
患者さんの声一覧はコチラ» 

1回目から身体の変化を体感できる理由②
鍼灸国家資格取得者が担当および、
189時間の自律神経専門教育修了者が担当するから

平井鍼灸院のスタッフは全員国家資格保持者であり、自律神経の調整に対する専門教育を189時間修了した院長が施術を担当するからです。院長以外のスタッフも、臨床経験を通じて常に自律神経調整の知識と技術を院長から学び続けています。

実は他の院では、国家資格を有していても自律神経専門教育課程を修了しているスタッフが在籍していることがありません。自律神経専門の鍼灸院として患者さんに本物の自律神経専門施術を出来るのは、私たちが他に負けない強みでもあります。

私たちが、施術をしています!全員国家資格保有者です!

1回目から身体の変化を体感できる理由③
全身の調整を行う(はりや整体含む)から

当院は、1回目の施術から体全体のバランスを考えて調整を致します。
全身の骨、筋肉、神経、血液の流れはお互い影響し合っているからです。
具体的には、検査をして施術をして、その場の変化などを確認していきます。

1回目から身体の変化を体感できる理由④
再現性のある施術を確立しているから

鍼灸は免疫力を上げる、再現性のある施術です。

数多くの臨床報告を作成している平井鍼灸院では、免疫力UPと自律神経症状に対して、
再現性のある施術を常に行っております。
体は常に変化をして、季節の変化によっても変わっていきます。

東洋医学的にあなたの体を分析して、分かりやすい説明で施術を行います。

鍼灸古典医学と現代西洋医学を療法取り入れております。

1回目から身体の変化を体感できる理由⑤
日本自律神経研究会認定上級施術者がいるから

日本自律神経研究会認定上級施術者が在籍しています。
積み重ねてきた確かな実績が、あなたの症状回復をサポート致します。

※平井鍼灸院は日本自律神経研究会に認定を受けている鍼灸院です。

 

平井鍼灸院 院長 梅田俊(鍼灸施術臨床歴12年)

自律神経と東洋医学の専門家として、日夜患者さんの施術の研究と臨床報告を重ねております。

所属:日本自律神経研究会(2015年~加入)(8年目)

資格:はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師(12年目)   
   自律心体療法上級施術認定者(7年目)
   クレニアルテクニック上級施術認定者(5年目)

私は、幼い時から父が躁うつ病を患っていた関係で、様々な体験をしてきました。自律神経の乱れがあることで睡眠が上手くとることが出来ず苦しんでいる父を見てきました。母も父のサポートで悩み苦しみ、自らがガンを患い、線維筋痛症という難病にもかかりました。体は正直です。病は自律神経の乱れや脳の神経機能が乱れることにより起こると、私は知りました。

江戸川区平井の皆様を中心に、自律神経症状に悩む皆様のお役に立てるように日々臨床を積み重ねております。

現在は、日本自律神経研究会の上級施術者認定を受けて、江戸川区では唯一の自律神経専門鍼灸院の平井鍼灸院で自律神経専門家として働いております。

平井鍼灸院は、江戸川区小岩や葛飾区新小岩などの
近隣地域で唯一の、自律神経専門鍼灸院です。

平井鍼灸院は、小岩や新小岩などの総武線沿いの鍼灸院の中で、唯一自律神経専門で行っている鍼灸院です。整骨院や接骨院に通院しても回復しなかった症状にお困りであれば、一度ご相談ください。はり、きゅうは体の自己免疫力を高めるための治療です。自律神経失調症やうつ病の方のほとんどが、心療内科や精神科などに通院しておりますが、はりきゅうを使った施術を受けたことがない方が9割です。自律神経の乱れにおいては、20,000例の症例実績を有する院長が在籍をしております。

 初めまして、平井鍼灸院の院長の梅田俊です。鍼灸施術臨床歴は12年です。(2023年4月現在)私は妻と子供3人の5人家族です。自律神経失調症専門の鍼灸施術を考案しました。私は東京都葛飾区の下町に生まれました。4人家族の長男として、大学の法学部法律学科を出てから鍼灸の専門学校に進学して鍼灸師になりました。鍼灸との出会いは、母の難病がきっかけでした。母は、線維筋痛症という病に悩まされ、全身の痛みに耐える日々でしたが鍼灸施術と出会ってクリニックや病院にお世話になることなく症状から回復しました。母は、30代から自律神経の乱れで悩んでおり、薬を活用したり病院をめぐる日々で薬を飲むことも多かったです。

 私はその事実から「鍼灸には、難病にも対応できる可能性があるんだ!」としり、鍼灸師を志すこととなります。特に自律神経の乱れに対する施術を中心に東洋医学を研究していました。私が鍼灸師になってから、身体の痛みの症状や不妊症の患者さんを中心に担当することが多い時期がありました。特に不妊症の方の中には、うつ病や自律神経失調症を患っている方も多かったのには驚きでした。自律神経失調症やうつ病の方は、心の病と捉えられることが多いですが、実は体に8割の原因が存在しています。心の状態を安定させたり、自律神経症状を回復させるためには、身体からアプローチすることが重要なのです。

 私が平井鍼灸院の院長として5年が経過した時、外部研修講師を依頼されたことがきっかけで自律神経失調症専門の鍼灸施術を教えるようになりました。平井鍼灸院でも活用することで、クリニックや病院で薬を飲むことでしか対処できずに困っている方の、減薬のサポートをする経験を積んできました。平井鍼灸院で担当した施術患者数は2万人を超えました。自律神経失調症の方の多くは、痛み止めの薬や睡眠薬、抗うつ薬やSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害薬)、抗不安薬などを服用しています。薬を使い続けなければならないのかという不安と、クリニックや病院や心療内科に通い続けなければならないのかという焦りを、患者さんからの声で知る機会が毎日あります。どうしたら薬を使わないで健康体を保つことを実現できるのかを考えた時に、私は鍼灸の可能性を一番にお勧めしています。

 鍼灸を受けることで得られるのは、「体を自ら回復させる力」です。人の身体は遺伝子の設計図から作られたタンパク質で構成されています。鍼をすることで、タンパク質の合成などで身体を回復させる能力を最大まで引き上げます。薬やクリニック・病院・心療内科への通院では得ることが難しい体の回復力を上げる手段が鍼灸施術なのです。NHKでも、東洋医学の力を報じる番組などが2019年から数本見受けられました。平井鍼灸院は、特に自律神経の乱れを調整することに特化した鍼灸施術を得意としております。どこに行っても回復しなかった様な悩みも、私たちはサポートすることが出来ますので、一緒に取り組んでいきましょう。

医師や専門家からも推薦をされています!

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院長梅田俊【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得

 

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執筆者:平井鍼灸院 院長 梅田俊