過敏性腸症候群


患者さん
お腹の張りや腹痛、ガス漏れが毎日続いている
病院に行って過敏性腸症候群と診断された

患者さん

患者さん
過敏性腸症候群の原因ってなに?
過敏性腸症候群は何をしたら良くなるの?

患者さん

院長
過敏性腸症候群は、どなたでも発症する可能性があります。
ただ、あるポイントを抑えれば改善することができますので、安心してくださいね。
今回は過敏性腸症候群の原因と対処法から当院での治療の進め方を分かりやすく解説します!
平井鍼灸院では、過敏性腸症候群の症例を取り扱っています。今回は、過敏性腸症候群に関する基礎知識と、施術に関係する情報提供をさせて頂きます。
平井鍼灸院の対応とは?

過敏性腸症候群の方の身体で、機能が弱っている臓器や経絡に対して、はりやきゅう施術を行うことが主な施術です。加えて頭蓋骨整体という中枢神経系の異常状態を回復させるための整体も行っています。
過敏性腸症候群便秘型の場合、心臓の経絡が興奮してしまっていることが多いため、神門(抑制系のツボ)という手首のツボを用いて、腸の蠕動運動を高めるように施術を行います。ほかに、お腹周りでは興奮状態にあることで便秘を引き起こす気海、天枢を選びます。直腸の反応点を求めてお腹の腹結というツボを選びます。
腰回りとお尻まわりの腰仙部の大腸兪や小腸兪や次髎などに弱い刺激で雀啄茂樹をすると腸が動き始めます。また、腹部全般に反応点として鍼施術を行いますと、腸の痙攣が取れて便が出やすくなります。各内臓疾患により大腸の特定の部位が痙攣することが知られています。自律神経を調整して便通がつきだすと根本的に回復することがあるのです。
過敏性腸症候群とは?
過敏性腸症候群はここ数年で増えてきた症状です。西洋医学的検査では原因不明となることがあります。ガス型(ガス漏れ)、下痢型、便秘型、混合型などがあります。心療内科、メンタルクリニックなどを回られて鍼灸にたどり着く人が多いようです。大学病院などでも見てくれるところがありますが、最近では漢方薬なども処方されることがあり、体の回復力を向上させることで過敏性腸症候群を調整しています。
西洋医学では様々なお薬が出ることが多いです。漢方などの東洋医学では体重やその時の状態により、体の中に有害なものがあるとわかれば下剤を処方することがあります。患者さんの排泄する力を促進させて腸の機能を回復させるという施術法です。また、便の色によってもはりをする臓器が異なります。青ければ肝、赤ければ心、黄色ければ脾とすい臓、白ければ肺、黒ければ腎経を調整すると考えています。下痢は脱水症状を起こす場合がありますので、水分の摂取方法なども重要になります。
過敏性腸症候群の原因
過敏性腸症候群の原因となるのは、ストレスと環境要因です。
1.ストレス
ストレスには4つの種類があります。
1「精神的ストレス(心のストレス)」
2「構造的ストレス(体の歪み)」
3「化学的ストレス(栄養不足、栄養偏り)」
4「温度湿度ストレス(家や外、職場など)」
過敏性腸症候群は、ストレスが体力を上回ることによって発症すると考えられています。
病院やメンタルクリニック、心療内科などに通院している方も薬をやめたいというストレスを抱えていたりします。ほかにも、カイロプラクティックや整体院、整骨院で施術してもらって困っている方もいらっしゃいます。もし、ストレスによる体の不調が過敏性腸症候群になってしまった方は
一度平井鍼灸院にご相談ください。
2.環境要因
環境要因には以下のものが挙げられます。
1「家族環境要因(家庭内環境の変化など)」
2「職場環境要因(職場内環境の変化など)」
3「職責環境要因(職責による環境変化による心理的変化など)」
過敏性腸症候群が起こりやすい環境要因は、上記の3つです。
特に人間関係に起因するものが多いのが特徴です。夫婦関係、親子関係、友人関係、交際相手との関係、職場の上司部下同僚との関係などです。環境要因によってストレスが増してしまったことによって、ストレスが体力を上回ってしまうと起こりやすくなるのです。
過敏性腸症候群の症状とは?
過敏性腸症候群の症状別特徴を記載しておきます。すべて当てはまるわけではないですが、ある程度ここに書いてある型に該当してきます。
1.過敏性腸症候群ガス型(ガス漏れ)
・自分が意識していなくても、お尻が熱くなる。
・周りの人を見て、ガスが出ているのではないかと心配になる。
・お腹が張ってきて、トイレに行きたくなる。
・電車に乗ると緊張してしまう。
2.過敏性腸症候群下痢型
・すぐに便意を催してしまい、トイレに行きたくなる。
・緊張した場面になると、お腹がギュルギュルなり始める。
・静かなところにいると、症状が悪化する。
・電車など、閉鎖した空間にいると極度に緊張してしまう。
3.過敏性腸症候群便秘型
・便が出づらく、下腹部が張ってくる。
・ストレスが続くと便が出なくなる。
・便が出てもコロコロとした便が出る。
4.過敏性腸症候群混合型
・ガス型、下痢型、便秘型の中から複数症状が混合している
・日によって出る症状が変わる
薬では過敏性腸症候群が緩和されない理由とは?
過敏性腸症候群は、薬で症状の抑制はすることを目的とした処方がされることがあります。これは対処療法(たいしょりょうほう)というやり方で、症状の根本的な原因に対してはアプローチが出来ていない状態です。体の体質による症状が過敏性腸症候群であることから、お薬で過敏性腸症候群をよくすること自体がとても難しいのが現状です。
病院やメンタルクリニック、心療内科などで対処できる方法をすべて試してみてもよくならない場合は、東洋医学を選択肢に考えてみてください。何故なら、鍼灸や整体などの東洋医学は体質を変えるサポートをすることを得意としているからです。
患者さんの声




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