病院に行って薬を服用しているけど今後も飲まないといけないの?
睡眠障害・不眠症は、どなたでも発症する可能性があります。
ただ、あるポイントを抑えれば改善することができますので、安心してくださいね。
今回は睡眠障害・不眠症の原因と対処法から当院での治療の進め方を分かりやすく解説します!
平井鍼灸院では、不眠症の症例を取り扱っています。
今回は、不眠症に関する基礎知識と、施術に関係する情報提供をさせて頂きます。
目次
平井鍼灸院の不眠症の対応とは?
平井鍼灸院では、患者さんに不眠に関する鍼灸施術と生活習慣を変えるサポートをしております。
鍼灸施術では、自律神経の働きに関係するセロトニンを活性化させる鍼灸施術で、睡眠リズムを取り戻していきます。
生活習慣を変えるサポートとしては、鍼灸と整体施術を行ったうえで生活指導をしていき、栄養指導も行って行きます。特に9大栄養素のバランスを整えるための食事指導と、ビタミン・ミネラル・食物繊維を摂取する効率的な方法もご紹介しております。
不眠症とは?
不眠症は、最近増えてきている症状の1つです。不眠症が発生している時、脳内神経伝達物質の分泌不足などが発生している可能性があります。
また、不眠症の原因には薬や他の病気が関わっていることがあります。他の病気で薬を飲んでいることで、不眠症になってしまう場合があります。他には、人間関係や悩み事などのストレスが溜まっていたり、長時間にわたりパソコンやスマホのディスプレイを見続けると、眼精疲労が溜まり睡眠に影響が出ることがあります。
生活習慣が関わってくる場合であれば、栄養素の不足、水分不足、運動不足、冷え性、昼夜逆転生活で仕事をしているなどが考えられるでしょう。どの原因も、自律神経の働きを大きく乱す影響があります。
不眠症の症状
不眠症といっても、種類は様々です。一般的に不眠症は3種類に分類されます。(他にもありますが、分かり易いように3種類とします。)入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒です。それぞれの症状について特徴をご説明致します。
①入眠困難・・・眠る姿勢になってから2時間以上起きた状態が続いてしまう。
②中途覚醒・・・寝入ってから朝起きるまでの間に2回以上目が覚めてしまう。
③早朝覚醒・・・朝、用もないのに目が覚めてしまう。
この3つの不眠症は、一般的に起こり易いです。何故なら、生活リズムの乱れでも起こりうるからです。不眠症が続くと、日中に眠くなってしまうという状態が出てきます。「夜眠れない→日中眠い」というサイクルは、集中力が保てないので日常生活に支障が出てきます。
前述しましたが、不眠症の発生原因の中には他の病気の薬も含まれることがありますので、全てが生活リズムの乱れで起こるわけではありません。不眠症になってしまうことで、悪循環が生まれます。「生活リズムが乱れる→眠ることが出来ない→不眠症の発症→起きる時間が遅くなる→日中眠くなる→生活リズムが乱れる・・・」というサイクルです。このサイクルを断ち切る為には、様々な対処法を実践することをお勧めします。
薬では不眠症が緩和されない理由とは?
薬では、不眠症が緩和されないという事について、ご説明致します。不眠症とは、脳内神経伝達物質のセロトニンや睡眠を引き起こすメラトニンという成分が不足していることで起こるからです。睡眠導入剤や一般的に睡眠薬と言われている薬は、以下のような薬理作用などがあります。詳しくは日経メディカルの処方薬辞典を参照ください。詳しく書いてあります。
ここに書いてあることを簡単に説明すると、ベンゾジアゼピン系という睡眠薬が処方されることが多く、眠くなる受容体に対して薬が身体の機能の代わりに働きかけることによって眠くなるという事です。つまり、原因に対する対処法ではないという事です。原因に対しての対策としては、身体の抑制性の神経伝達を自らの力で活性化することです。
患者さんの声
【監修】
平井鍼灸院 院長 梅田俊
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
鍼灸師
【所属】
2015年~ 日本自律神経研究会
日本自律神経研究会
【資格】
2011年 国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得
2016年 自律心体療法上級者施術認定者取得
2018年 クレニアルテクニック上級施術認定者取得