感情と東洋医学

こんにちは(*^^*)
平井鍼灸院の今木です。

前回は感情の消化についてお伝えしました。
今回は、感情の消化に関わる東洋医学的な視点を
お伝えしていきます。

東洋医学的には病気の内因として七情が深く関係しています。

七情とは、人間の精神、情志活動のことで
喜、怒、憂、思、悲、恐、驚の七つをいいます。

正常な状況では生理的な活動範囲にあるので
発病しませんが、突然激しい精神的な痛手を受けたり
長期間にわたって続くと生理活動で調整できる範囲を
超えてしまい、発病に至るとされています。

七情はそれぞれ五臓と関係しており、度がすぎると
関係する五臓を傷つけてしまいます。

怒りは肝、喜びは心、思いは脾、憂い・悲しみは肺、恐れ・驚きは腎と関連します。

臓器が不調なので、関連する感情を抱きやすい場合もあれば、
1つの感情に固執することでその臓器が病む場合もあります。

よく怒るから肝を病んだり、肝が病んでいるから怒りっぽくなる
ということです。

皆さんは日頃からどんな感情を抱きやすいでしょうか??

筋肉は感情を抑え込む場所ですが、静脈の血流を助ける働きもしています。
更に脳脊髄液も循環する事が必要なので、感情とも関連していると考えられます。

つまり、体全体で体液の循環が感情の浄化や消化に必要だということです。

筋肉の緊張や頭蓋骨の歪み、背骨・骨盤の歪みがあると
感情の浄化や消化に必要な体液循環が妨げられてしまうのです。

筋肉の緊張を取り、体液循環をよくすることをしていく事で
感情の浄化や消化はされやすくなります。

こう考えると自宅でも日頃からできることがあります。

例えば、入浴やストレッチ、軽い運動など体の循環を良くしていき
感情の浄化・消化を助けてあげてください(^O^)

また東洋医学的な考えのもと、日ごろから抱きやすい感情と
臓器を関連づけて、その臓器を労わる食事を摂るのもオススメです。

できることから始めてみましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
平井鍼灸院
今木 薫
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