【自律神経失調症・めまい】症状改善症例

【患者像】
M,さん 20代 女性

【来院】
 2017,6,21

【症状】
主訴:めまい、体調不良など

仕事を始めてから2年目で急に体調を崩すようになり、睡眠が浅い、生理周期の乱れ、体重増加、疲労感などに悩まされる。また免疫も落ち帯状疱疹にもなる。

【治療経過と内容】
初回から一週間に一度ペースで来院。二週目(三診目)の時点でめまいと他体調不良もおさまる。初回では鍼と吸角で様子見、二診目で好転反応もなかったため施術量を少し増やし、プラスで頭周りの指圧でより血行改善を促した。その時点で改善は早く診られ、三診目で頸肩周りのオイルトリートメントをしたところ頸コリが改善。今は二週間~三週間に一度ペースでメンテナンスとして施術を行っている。

治療方針
頸・耳回りの血行改善と自律神経の調整

【同時に治療した症状】
下痢、頸コリ、冷え

【使用した主なツボ】
百会、大巨、太谿、中脘、だん中、次りょう、脾兪、胃兪、肩井

【考察】
もともと体調不良などはない方であったが、体調を崩してから胃腸の弱りと、脈診と腹診で冷えと脈の弱さを感じたので、胃経と脾経に焦点を合わせて施術をした。脾と胃が弱くなっていることで腎に影響が出て、症状としてめまいも出現したと考える。胃腸の機能を整えることで早期に症状が改善した。