過換気症候群で悩んでいた方の改善実績ー東京・江戸川区

【自律神経失調症 症状34】
【患者像】
Nさん 20代 女性

【来院】
 2017.2

【症状】
主訴:うつ病、過換気症候群
Nさんは、過換気症候群で悩まれており、救急車で搬送されることが2回ほど見られた。職場のストレスが酷く、体の状態は刺激に対して反応することがやっとで、気力体力ともに消耗が激しかった。心療内科では適応障害や過換気症候群、うつ病など診断をされており投薬治療を続けている。3か月の休職手続き後は過換気症候群の症状は楽になっている。

【治療経過と内容】
治療方針
極度の陰虚およびオ血症状を改善して、体の体力を回復させる
Nさんは、希死念慮が出るほど辛い症状に悩まされており、精神的にも身体的にも限界を迎えていた。激しい症状の場合は、まず刺激量を調整しながら体を治すことが先決で、陰虚を補う為に腎臓を補い、オ血所見を改善する為に肝臓の治療を行っている。心身のバランスを整えることも大切なので、心臓へのアプローチも有効。

【同時に治療した症状】
ふわふわ感、冷え性

【使用した主なツボ】
太谿、印堂

【考察】
Nさんは、体の状態も心の状態もかなり疲弊しており、何かにすがりたいけど効果があるのか分からない状態が不安だったようです。うつ病は病気ではない点、体力がついてくるように治療を続けていれば自然と良くなってきて、考え方とか物事の捉え方がポジティブになってきて「あれ?気が付いたらなんだかよくなってます!先生!」というのが治療経過だとお伝えしたところ、とても安心して頂けました。
長い目で見て、1年くらいかけて治療をしていく計画にはなりましたが、しっかりと治療を進めていこうと思います。
以上です。