症例報告「自律神経失調症 体のだるさ」症例1 ‐東京・江戸川区・平井‐

【自律神経失調症 症状31】
【患者像】
Wさん 20代 女性

【来院】
 2016.3

【症状】
主訴:全身のだるさ、肩こり
Wさんは会社の部下との関わりによるストレスで体調を崩し、全身のだるさや肩こりに悩まされている。自律神経の乱れから感情の浮き沈みや頭痛なども発症している。休職をしている間に体を治し、復帰を目指している。感情の抑圧症状が出ていることから、首の硬さが顕著に表れている。

【治療経過と内容】
治療方針
首の硬さを改善して体にため込んでいる抑圧症状を発散させる
Wさんの治療は、首の硬さを取ることから始めた。頭蓋骨の調整やオイルトリートメントを中心に筋肉の緊張をほぐしながら、鍼とお灸を中心に施術をした結果、症状は快方に向かった。

【同時に治療した症状】
胃の気持ち悪さ

【使用した主なツボ】
足三里、三陰交

【考察】
Wさんは体の体調がよくなってきた段階で職場復帰をしたが、最初は体の疲れで休んでしまうことも増えていた。体は仕事をこなすのに必死になっているため、安定して出勤するまで少し時間がかかった。
体の状態を考えると治療を優先して職場復帰を遅らせることも良かったかもしれない。
結果としては職場復帰を完遂できた。
以上です。