症例報告「自律神経失調症(生理不順) 症例1」 ‐東京・江戸川区・平井‐

【自律神経失調症 症状15】
【患者像】
Tさん 40代 女性

【来院】
 2016.11

【症状】
主訴:自律神経失調症、疲れやすい、生理不順
過去の辛い経験から、自律神経失調症を発症し生理不順と疲れやすさが症状として出ている。人間関係の悩みもあり、ストレスを感じるとやる気がおきなく、身体がだるくなる。不眠症状
も併発している。

【治療経過と内容】
治療方針
ストレスに対する回復力を、胃の血流を上げることで解消する
Tさんの体の回復力は、ストレスにさらされていることで低下傾向です。脈診でも胃の力が弱いために、他の内臓代謝反応も悪くなっているので胃の血流を改善していく。治療は3診目で不眠が解消されよく眠れるようになった。不正出血などの症状はたまに出るが、少量で終了。

【同時に治療した症状】
不眠

【使用した主なツボ】
聴宮、中脘

【考察】
自律神経失調症の中でも、睡眠障害は多くみられる。治療をするときのポイントとしては、体のどの臓器が障害されているのかを把握することである。症状の治療ではなく、根本原因から治療をすることで改善は早くなる。今回の場合、胃の調整をするのに腎の機能を同時に上げたことが効果的だった。